肌のpHバランスを整える重要性とは?健康な肌を保つ秘訣
今回のブログは、肌の『pHバランス』についてです。
『pH(ペーハー・ピーエイチ)』皆さんは聞いたことありますか?
店頭でお客様と話してる時にも、よく聞くのですが半数の方が『聞いたことがない』と答えます。
『pH』は聞きなれない言葉ですよね🙂↕️
私もこの仕事に就いていなかったら、知らないかったと思います。
では、『弱酸性』や『アルカリ性』『酸性』はどうでしょう。
洗剤のCMなどで『弱酸性』は、よく使われる言葉なので聞いたことある方が多いと思います😊
弱酸性って聞くと、なんとなく肌に優しそう・良さそうってイメージありませんか?
そのイメージは間違っていません🙆♀️
では、どのような状態であると肌は弱酸性といえるのでしょう🤔💭
何故、弱酸性の洗剤を使っているのに、肌が荒れてしまうのでしょう😖
肌のpHとは?
まずpHとは、私たちの肌表面にある、肌バリアの酸性・アルカリ性の度合いを示す数値です。
pHは0~14の範囲で示され、pH7未満は酸性・pH7は中性・pH7より大きいとアルカリ性に分類されます。
pH4.5~6.0が弱酸性の数値です。
肌質によってpHは差があり、脂性肌のpHは酸性に傾き、乾燥肌ほどpHはアルカリ性に傾きます。
皮脂が過剰に分泌されて脂っぽい状態は、皮脂詰まりやニキビの原因になりますし
逆に乾燥してカサカサの状態は、花粉やほこり・紫外線など外的刺激に敏感になり、肌トラブルに繋がります。
綺麗なお肌を作る・維持するには、肌のpH値は4.5~6.0の弱酸性であることが重要です。
では、肌を酸性やアルカリ性に傾けてしまう原因は、なんでしょうか。
なぜpHバランスが乱れる原因
肌が、酸性やアルカリ性に傾いてしまう原因。
乾燥した肌やニキビができやすい肌になってしまう原因は、これらです。
〈外的要因〉
①強い洗顔料やクレンジング
→洗顔料やクレンジングでアルカリ性のものは洗浄力が強く、汚れをしっかり洗い流します。
ですが、肌に必要な皮脂や水分までも洗い流してしまいます。
これによりバリア機能が低下し、肌の水分が蒸発しやすく、乾燥が悪化してしまうのです。
②紫外線
紫外線は、肌の老化原因の8割を占めています。
紫外線を浴びた際に起きる炎症は、pHバランスを崩す原因です。
また、紫外線を浴びると、肌には「活性酸素」が発生します。
これは、肌も含めた身体全体の老化原因の9割を占めています。
紫外線を浴びることで、pHバランスが崩れ、さらに肌の老化まで進むのです。
③乾燥
肌の水分量が少なく乾燥していると、角質層の状態が不安定になりpHバランスが乱れてしまいます。
〈内的要因〉
①ストレス
精神的・身体的ストレスは、ホルモンバランスを乱し、肌の代謝や皮脂分泌の調整に影響を及ぼします。
pHは、それらの影響を受けてバランスが崩れてしまうこともあるのです。
②生活習慣の乱れ
食生活の乱れや睡眠不足は、肌のターンオーバーに影響し、pHバランスが崩れやすくなってしまいます。
pHバランスが崩れたことで起きる肌荒れ
こういった外的要因や内的要因で肌のpHバランスが乱れると、肌に悪影響を及ぼす可能性があります。
主に以下のようなトラブルが肌に現れます。
①バリア機能の低下
肌表面の皮脂膜や角質層がうまく機能しなくなり、外部刺激に対する防御力が弱まります。
➁乾燥
pHが乱れると水分保持力が低下し、肌の潤いが失われ、乾燥肌が進行しやすくなります。
③敏感肌の進行
弱酸性環境が失われると、敏感肌になり、赤みやかゆみ・痛みを引き起こしやすくなる可能性があります。
④ニキビや肌荒れの悪化
pHがアルカリ性に傾くと、アクネ菌などの炎症を引き起こす細菌が繁殖しやすくなり、ニキビが悪化する可能性があります。
pHの乱れは、肌トラブルが起こりやすい肌が作られてしまうことに繋がります。
普段の生活から意識することで、弱酸性環境を保てるようにすることが大切ですね🙂↕️
では、具体的にpHバランスが整うと、肌はどう変化するのでしょう🤔💭
pHバランスが整うことのメリット
ここでは、pHバランスが整うことによるメリットをご紹介します。
①潤いのある健康な肌をキープする力が高まる
pHバランスが整うと、しっかりとした頑丈な肌バリアが作れるようになります。
これにより、肌表面が保護され、潤いをキープすることができます。
また、潤いを保つ力の向上効果や、肌のターンオーバーの正常化することによって
キメの整った透明感ある肌の保持することができます🤍
➁バリア機能の正常化
先程、pHバランスが整うと、肌のバリアが強くなることをお伝えしましたが
肌のバリア機能が正常に働くと、このような効果を期待できます✨
・外的刺激の防御
pHがアルカリ性に傾くと、ニキビの原因となるアクネ菌が増殖しますが、弱酸性を保つことによってこれを防ぐことが出来ます。
また、人間の肌には自然の殺菌作用が備わっていますが、年齢を重ねるにつれて、作用も弱まっていきます。
その結果、肌荒れが起こりやすくなってしまうのです。
弱酸性環境をしっかり作ってあげることで、ニキビだけでなく、他の肌トラブルが起きにくい肌質を保つ事が出来ます。
・アレルギー反応の抑制
pHバランスが弱酸性だと、花粉やほこりなどのアレルゲンが侵入しにくい状態にあります。
そのため、赤みやかゆみなどの肌トラブルのリスクが軽減されます。
③乾燥の改善
肌を弱酸性の保つことで、水分保持力が高まるため、乾燥によるカサツキなどが起こりにくくなります。
④敏感肌の改善
pHバランスが崩れると、刺激に敏感な状態になります。
その状態のお肌は、赤みが出やすかったり、ニキビが跡に残りやすい、痛みや痒みがあったり。
ケアするのも、使うものを選ばないと肌を傷つけてしまいます。
pHバランスを整えることで、赤みが引き、本来の肌の透明感を引きだたせることもできます。
⑤エイジングケア効果
pHバランスを保てると、シワやたるみなどの肌老化を遅らせる効果が期待できます。
pHバランスを整えることは、肌の健康維持だけでなく、トラブル予防やエイジングケアにも効果があります。
若々しいお肌を取り戻したい・肌トラブルや炎症を改善したい・予防したい方は、
日々のスキンケアで弱酸性を意識した製品や生活習慣を取り入れることが重要ですね!
スキンケア選びのコツ!肌のpHバランスを守るには?
肌のpHバランスを守りながら、しっかりケアもできるスキンケア選びのコツについて説明します。
まず、洗顔は弱酸性の洗顔料を選ぶことが大切です。
弱酸性の洗顔料は、肌の自然なpHバランスを崩しにくいという特徴があります。
また、洗顔後の乾燥やツッパリを防ぎます。
弱酸性の洗顔料は、敏感肌やトラブル肌にも優しいので、肌に負担をかけずに清潔に保てることもメリットです。
弱酸性の洗顔料は「ドクターソワ マイルドクレンジングジェル」がおすすめです♪
肌へのやさしさにこだわった洗顔料で、肌のpHバランスを守るために弱酸性に設計されています。
そして、一本でメイク落としと洗顔が同時にできるので、時短+摩擦を減らせます✨
植物由来の成分で肌に優しく低刺激に作られているので、肌に必要なものは維持して汚れだけをオフしてくれます。
洗顔後のツッパリ感や感想を感じさせず、洗いあがりがしっとりと保たれる洗顔料です。
特に、敏感肌で肌荒れが気になる方や、乾燥肌の方にオススメです。
さらに、高いクレンジング力も兼ね備えているのがこの洗顔料のメリットです。
日々のクレンジングによるダメージを最小限に抑えつつ、次に使う化粧水や美容液が浸透しやすい状態に整えてくれる
「弱酸性のやさしさと洗浄力」を両立したクレンジング、ぜひ試してみてください。
他にもスキンケア選びのコツとして、強いアルカリ性の製品を避けるということが大切です。
強いアルカリ性の石けんや洗顔料は、汚れや皮脂を強力に落としてくれますが
一緒に肌に必要となる成分も取り除いてしまうという欠点があります。
これによって、肌のバリア機能が弱まったり、乾燥などでの刺激を感じやすい肌になってしまいます。
強い界面活性剤が含まれるものや、使用後に肌のきしみや、肌のツッパリを感じるものは避けましょう。
敏感肌や乾燥肌の方は特に刺激の少ない成分を選ぶと良いでしょう。
低刺激成分(無香料・無着色・アルコールフリー)などの成分が含まれている製品を選ぶことがおすすめです。
肌のPHバランスを守るために、これらの点を意識してスキンケアを選んでみてください!
肌のpHを意識したスキンケアで、健康的な美肌を目指そう
今回のブログは、肌のpHバランスについてでした!
私たちの肌はpH4.5~6の弱酸性に保つことで健康な肌を維持し、潤いのある肌やトラブルに強い肌を保つことが出来ます。
しかし、普段の洗顔の仕方や、乾燥・紫外線・ストレスや食生活などでpHバランスは簡単に乱れてしまいます。
『pH4.5~6の弱酸性を保つ・維持する』と言われると、難しそうですよね😔
例えばスキンケアだったら、弱酸性の洗顔料を使う・紫外線対策・十分な保湿を心がける。
生活習慣では、健康的な食事・良質な睡眠・適度な運動など、今日からできる対策はたくさんあります!
一気に全て改善しようとすると、長続きが難しいかもしれないので
一つ一つできることからやっていくことで、肌も少しずつ変わっていきます😊
当店FREYAは、肌施術だけでなく、肌診断やカウンセリング・スキンケア相談なども行っております。
お肌についてなにかお悩みやご相談がある方は、いつでもFREYAにお越しください♪